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犬の滑り止めワックスとコーティングを比較|持続期間と手間の違い

愛犬がフローリングで滑るたびに、「ワックスを塗り直すべきか、いっそコーティングにするべきか」と迷っていませんか。この記事は、犬と暮らすご家庭が滑り止めワックスとフロアコーティングのどちらを選ぶか判断するためのものです。持続期間・手間・美観の違い、ワックスが塗ってある床にコーティングできるか、向く家・向かない家まで、根拠のある範囲だけをお伝えします。

結論として、犬の滑り止めワックスは手軽な反面、剥離と塗り直しを繰り返す対策です。一方、ワンニャンすべらんフロアコーティングはJIS A 1454:2022に準拠した犬専用すべり評価試験でC.S.R・D'値0.61を確認しており、塗り直しを前提としません。手間をなくすなら後者が向きます。

犬の滑り止めワックスとフロアコーティングは何が違いますか?

いちばんの違いは「塗膜の性質」と「誰が施工するか」です。ワックスは市販品を自分で塗る、定期的に塗り替える前提の薄い被膜です。これに対してフロアコーティングは、専門業者が下地処理をしたうえで硬化させる塗膜で、塗り直しを前提にしていません。どちらも床に塗る点は同じでも、役割は大きく異なります。

ワックスは「塗り替える前提」の薄い被膜です

犬用として販売されている滑り止めワックスは、水性の樹脂を床に薄く塗って乾かすものが一般的です。手軽に塗れる反面、犬の歩行や掃除で少しずつ削れていきます。そのため、製品ごとに定められた周期で古いワックスを剥離し、塗り直す作業が必要になります。塗り直しの周期や剥離方法は製品によって異なるため、お手元の製品表示をご確認ください。

コーティングは「下地処理をして硬化させる」塗膜です

フロアコーティングは、施工前に床の汚れや既存のワックスを取り除きます。そのうえで専用の塗料を塗り、硬化させて塗膜にします。ワンニャンすべらんフロアコーティングの場合、施工実績ページには「ワックスの塗り直し不要」と記載しており、日常の手入れは掃除機がけと水拭きが基本です。ただし、塗膜を強く削るような使い方をすれば傷は付きますので、「傷が付かない」ものではありません。

目的の違い:美観の維持か、滑りにくさの持続か

一般的なフローリングワックスの主な目的は、ツヤを出して床を保護することです。犬用の滑り止めワックスは、そこに滑りにくさを加えた製品といえます。一方、ワンニャンすべらんフロアコーティングは、犬・猫の滑り止めを目的に開発し、ツヤを抑えたマット仕上りにしています。滑りにくさを長く保つことが目的か、手軽にツヤと滑り止めを得ることが目的かで、選ぶものが変わります。

犬用の滑り止めワックスとフロアコーティングを塗り直しの回数で比べたイラスト

犬の滑り止めワックスとコーティングはどちらが長持ちしますか?

塗膜そのものは、塗り直しを前提としないフロアコーティングのほうが長く持つ設計です。ワックスは製品ごとの周期で剥離と塗り直しを繰り返すため、「1回塗ってどれだけ持つか」より「何回塗り直すか」で手間を考える必要があります。なお、ワックスの持続期間や費用は製品・床の状態・使い方で大きく変わるため、当社では数値を断定していません。

項目犬用の滑り止めワックスワンニャンすべらんフロアコーティング
費用の目安要確認(製品・面積により異なる)要確認(床材・面積・下地の状態により見積り)
持続期間要確認(製品表示の周期で剥離・塗り直し)塗り直しを前提としない設計(施工品質保証30年。保証年数は耐用年数ではありません)
手間自分で塗布。定期的な剥離と塗り直しが必要専門業者が施工。日常は掃除機と水拭き
美観製品によりツヤあり/ツヤ控えめツヤを抑えたマット仕上り

表の「要確認」は、当社が根拠を示せる数値を持っていない欄です。ワックスの価格や周期は製品ページで、コーティングの費用はペット用フロアコーティング費用の決まり方でご確認ください。

滑りにくさの数値はコーティングだけ確認しています

ワンニャンすべらんフロアコーティングは、JIS A 1454:2022に準拠した犬専用すべり評価試験で、C.S.R・D'値0.61を確認しています(犬足裏相当すべり片)。参考値として無施工のフローリングでは0.29程度ですが、測定条件は異なります。一方、犬用ワックスの滑り抵抗値は製品ごとに試験条件が異なるため、当社では比較できる数値を持っていません。数値の詳細はワンニャンすべらんの性能評価にまとめています。

ワックスを塗った床にフロアコーティングはできますか?

できますが、先に既存のワックスを剥離する作業が必要です。ワックスの上にそのままコーティングをすると、塗膜がワックスごと剥がれるおそれがあるためです。そのため、ご入居中の住まいでは「ワックス剥離+下地処理+コーティング」がひとつの流れになります。剥離の可否や日数は、床材の種類とワックスの層の厚さによって変わります。

剥離を伴う施工の日数例

たとえば、東京都大田区のご入居中戸建て(シートフローリング)の例があります。リビングダイニング・キッチン・廊下のワックス剥離とコーティングを、2日・2名で施工しました。剥離が不要な新築の施工に比べて、日数や人数が増える場合があります。既にワックスを何度も重ねている床は、現地調査で層の状態を確認してから見積りをします。

コーティング後にワックスを塗る必要はありません

コーティングをした床にワックスを塗ると、せっかくの塗膜の上に塗り直しが必要な層を作ることになります。ワンニャンすべらんフロアコーティングは、施工後の日常の手入れを掃除機がけと水拭きで済ませる前提です。市販のワックスや研磨剤入りのクリーナーは使わないでください。

犬の滑り止めにワックスが向く家・コーティングが向く家はどれですか?

ワックスは「まず低予算で滑りにくさを試したい」「自分で塗る手間を負担に感じない」ご家庭に向きます。コーティングは「塗り直しの手間をなくしたい」「犬が走る廊下やリビングを長く滑りにくく保ちたい」ご家庭に向きます。どちらを選ぶ場合も、床材と住まいの条件で施工できないケースがあるため、次の項目を確認してください。

ワックスが向くケース

賃貸で床に手を加えられない場合や、引っ越しまでの短い期間だけ対策したい場合は、ワックスや滑り止めフロアマットのほうが現実的です。また、塗り直しの周期ごとに自分で作業する時間が取れることも条件になります。製品の使用条件と、床材に使えるかどうかを必ず確認してください。

コーティングが向くケース

持ち家で長く住む予定があり、ワックスの塗り直しをやめたい場合はコーティングが向きます。とくに、犬が勢いよく走る廊下やリビングは、ワックスが削れやすい場所でもあります。新築やリフォームで床が新しいうちに施工すると、ワックス剥離が不要なぶん日数と費用を抑えやすくなります。犬の滑り止め対策の全体像は、柱記事の犬がフローリングで滑る原因と滑り止め対策4種類をご覧ください。

施工不可・要確認の条件

賃貸住宅は、原状回復の取り決めがあるため管理会社や貸主への確認が必要です。既存のワックス層が厚い床、傷や剥がれが進んだ床、特殊な塗装がされた床は、現地調査で施工の可否を判断します。なお、ワンニャンすべらんフロアコーティングは滑りを減らす環境づくりのための製品で、病気の予防や治療を目的とした製品ではありません。足腰に症状がある場合は獣医師にご相談ください。

実際の施工例:愛犬2匹の新築戸建て(神奈川県川崎市麻生区)

神奈川県川崎市麻生区のご新築戸建てで、愛犬2匹の滑り止めと傷予防を目的にワンニャンすべらんフロアコーティングを施工しました。床材は突板(大建ルームアート)で、リビングダイニング・キッチン・廊下2か所・洋室4部屋を2日・2名で仕上げています。新築のためワックス剥離は不要で、下地処理のうえマット仕上りにし、防カビ・防汚コーティングも同時に行いました。詳しい記録は川崎市麻生区・新築戸建ての施工実績で写真とあわせてご覧いただけます。

犬の滑り止めワックスとコーティングの比較でよくある質問

犬用の滑り止めワックスをやめてフローリングをコーティングに変える場合、何から始めればよいですか?

まず、今使っているワックスの製品名と、これまでの塗り重ねの回数を控えてください。そのうえで現地調査を依頼すると、剥離の要否と日数を含めた見積りができます。比較の材料として、施工実績の写真を先にご覧いただくのもおすすめです。

犬の滑り止めをワックスとフロアコーティングで比較するとき、床を舐める心配はどう考えればよいですか?

ワックスについては、各製品の成分表示と注意書きをご確認ください。ワンニャンすべらんフロアコーティングは、食品用の器具・容器包装の規格基準に準用した試験(ボーケン品質評価機構・試験番号27123000266・2023年12月1日発行)で、依頼した4項目が基準値に適合しました。ただし法定検査ではなく、有機物の溶出や経口毒性は試験の対象外です。また、ホルムアルデヒドの放散等級については日本塗料工業会のF☆☆☆☆登録製品です。F☆☆☆☆は放散等級の区分であり、舐めた場合の安全性を示すものではありません。安全性の試験一覧はワンニャンすべらんの安全性にまとめています。

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記事確認者:株式会社M&M ワンニャンすべらん担当(氏名を公開前に記入)/最終更新日:2026年9月8日

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